ヨガ体験レッスン受付中

ヨガとの出会いと、あの日の感覚。

はじめまして、lottaと申します。
(※このブログは2020.4月に投稿したものを移動しています※)

記念すべき初投稿。
ここでは私がヨガハウスをオープンするまでの道のりやそれからのこと。そして子育てや家族について。あとは美容についてや心と体のことなど。思うままに書いていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

ヨガで起業する以前のお仕事

さて。私は約20年近く某外資系ブランドで美容のお仕事をして参りました。
プロフィールにも書きましたが、自分の中で美容のお仕事はずっと天職と思っていたので、まさか自分が違う職種でしかも起業する日が来るなんて思ってもみなかったです。自ら天職なんて言っちゃってますが。笑

でも大袈裟じゃなく美容のお仕事は私の人生の中で誰がなんと言おうともう完全にやり切りました、、、、、!と胸を張って言える唯一のことなのです。

まず1番は、大事なお客様との繋がりを作れたこと。それこそが私の美容人生で1番の宝物。

親子や姉妹で続けてくださる方や、どこに異動してもわざわざご来店くださる方々。新人の頃から変わらずいつも気にかけて顔を見に来てくださる方々…あげていけばキリがないけれど。
このお客様達がいなければ、私は20年近くもあの過酷な環境で頑張れなかったと心から思います。

そしてあともう一つは、学ぶことの楽しさとそれを伝えていく喜びを知れたこと。

入社したばかりの超生意気な私をいち早くいいとこ悪いとこを見つけだし、厳しいながらも常に上へと導いてくださった当時の上司。

負けず嫌いなところをうまーくつつかれながら。笑 まずは近場エリアのスタッフとの競争に打ち勝っていけるように(本当に強烈な世界ですよね)そしてとにかく全国に名前を売らなきゃダメだと。

毎日毎日周りのブランドの誰もがビビり上がるほどの(よく言えば)熱血指導。朝は8時前から勉強会からの閉店後3時間残業なんて日常でした。今日も売り場に14時間以上もいたとよくグチりながら帰ってました。何かあればすぐ裏に呼ばれ、本当にバックヤードではよく泣いてたし(百貨店あるある)反抗もしてました。笑

でもそのおかげで皮膚生理〜肌の診断~ロープレ〜販売スキル~教育まで書き出したらキリがないですが沢山のことを学ばせて頂きました。何度も何度も何度も何度も、壁にぶち当たりながら。

あーーー書きながらなんて懐かしい!本当に苦しかったけど、濃い濃い時間と共に沢山学び成長させて頂いたと思います。

いつしか自分も指導しまとめていく立場となり、歳の離れたスタッフと接するごとに自分の昔を思い出し、改めて色々と大変だっただろうなと反省しました。笑

さて。ここまで熱く語ってきましたが。そんな私が20年目を目前に退職することに決めたのです。人生ってわからないものだなぁと今つくづく感じています。

 人生初ヨガに至るきっかけ

 そもそもヨガとの出会いは2009年の2月。当時仕事に育児に追われ、パパさんの単身赴任の時期も重なり、心も体も完全に病んでいた私をみかねて。同僚が近所にあるジムのヨガレッスンに連れだしてくれました。 


その時の私は強烈なストレスから食事も睡眠もろくにとれていなかったので(しかも一時期入院)体重激減でゲッソリ、誰が見ても絶不調な人でした。

元々は体育会系の体動かすの大好き!筋トレ泳ぐの大好き!体力自信あります!的な人だったのですが…それほどストレスで人って変わるんです。

注)しつこいようですが当時は(よく言えば)熱血指導の時代だったので。笑 

そう言った背景がありつつ…時を経て。私の初ヨガ体験の時期は、生意気な新人時代色々な痛みもわかってくる中堅どころ→さらに様々な重圧に耐える時代に突入しもがきまくっている頃でした。

ヨガ初体験の記憶

 さて、心優しい同僚に連れ出された私。
(ここからはその時の記憶をたぐりよせながら、なるべく詳細にイメージと共に書いていきます)

広いスタジオに入ると、見るからにヨガの先生ってこんな感じ。な方がにっこり迎えてくださいました。黒くて長い髪に少し日焼けした肌。細くてしなやかな筋肉でキュッと引き締まった体。ウェアから覗く美しい肩甲骨がうらやましかったからかなり憶えてる。笑 


いざレッスンが始まると、みようみまねで体を動かしてはみるものの。ゆっくりな動きなのになんだか息切れして、気持ちいいとかはよくわからない。

しかも結構きついんですけど…と思いつつもそこはこんな時でも負けず嫌いがちょいちょい出てくるので、大丈夫なふりしてとにかく集中…。

だんだん周りの人の熱量が上がっていくのを肌で感じながら、さらに自分も呼吸と体の動きにのみ意識を向けていくことおよそ一時間。

どうにかこうにか必死についていきようやくレッスン終盤に。やったーーやっと横になれるーーあーーーーー疲れた。

最後のシャバーサナ(当時は名前なんてもちろん知らなかった)で仰向けになって全身の力を抜いて。マットからはみ出してゴローーーーーーーンと寝転がりました。

初めての不思議な感覚

 ………あれ?なんか頭の中がジーーーーン。

体の中が熱くてフワーーーーーーーー。なんだこれ。先生に言われるままに体の余分な力を抜いて〜。ふ〜。

かすかなお香のような香りの中で目を閉じていると、段々と広がって行く暗闇の中で。私の目の玉がゆらゆらして例えるなら夜の海みたい。まぶたの微妙な揺れがそう感じさせたのか。波に揺られながら夜の海に漂う私の目玉。笑

ちょうどジムのたかーい天井にあるダウンライトの明かりが優しく落とされて、いい具合にスーッと細く小さな光になって。月明かりみたいに私のその穏やかな波のゆらゆら揺れてる(目玉だけど)中にスーッと差してきて。

それと同時に体全体がマットに吸われてる?くらいの勢いで、

ズーーーーーーーーーーーーーーーーン

揺れる目玉と一緒におもーーく。ゆっくりゆっくり揺れながら沈んでいく感じ。

 なんとも言えない心地よさ。 



この時のことをどう表現していいか。でも感触をすごーーーーく鮮明に憶えてる。今思えば何かから少し解放されていくのを感じとっていたのかなと。

あのレッスンに集中している間だけは、余計なことで頭の中がグルグルして気持ちが苦しくなったりすることから少し離れられた気がしたのです。

それから少し時間が経って振り返った時に『あの時みたいに、自分の体の動きと呼吸にだけ気持ちを向けてみたら、もしかしたらもっと毎日が気持ちを楽に過ごせるかもしれない。』

それが初めてのヨガ体験でのちに感じたことでした。そしてその日から私の中の第一次ヨガブームが始まりました。

ハマってしまった私は、そこからすぐに他のレッスンを受けに行きまくり。わかりもしないのにヨガの本を買いあさり。日に日に気分だけはすっかりいっちょまえなヨギーニと化していきました。笑

最後までお読みくださりありがとうございます。
(^-^)

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる