こんばんは、lottaです。
前回の記事で正中頸嚢胞と診断された私ですが。
その後を書いていきたいと思います。
正中頸嚢胞との共同生活
病院の先生から、携帯でピコピコ検索を禁止されてましたが…
その後も相変わらずやってました笑
あれだけ24時間、のどというか首?の違和感で発狂しそうになっていた私。
症状はあるのに病院で調べても何もないと言われていた頃に比べ。
実際にありました。と診断された後のほうが、最初こそ落ち込みましたがやっぱりなと納得。怖いものではないとわかり、次第に気持ちが落ち着いていったのです。
球の存在は感じつつも日に日に気にならなくなっていく自分がいました。
この正中頸嚢胞という病気。
ご飯を食べたりする時は違和感はほぼないです。
要は何もしてない時こそが、球が今すぐそこにいる感覚がMAXになるのです。
全ては皮下で起きてることなんですが。
嚥下のたびに(ゴックンする時)その球が首の外側からつかめるくらいに舌骨の間から飛び出てきて(ゴックンのゴッの時)
あーつかめる!と思った瞬間、またシュッとのどの奥に引っ込んでしまう(ゴックンのクンの時)
ちなみに感触は弾力があってムニムニしてる感じです。硬くはないかな。
伝わりましたか?笑
自分で書いててなんじゃそりゃ!ですが笑
そんなこんなで球の正体がわかり、1センチ弱の球との共同生活が始まりました。
慣れてきたんだったら、まだ小さいし焦って切らなくていいということで、半年に1回経過観察していくことになったのです。
経過観察中も仕事のストレスが強まると、球がのどにつかえて苦しかったりすることも。時が経つにつれて、すこーしずつ。
確実に大きくなっているのは感じていました。
正中頸嚢胞と無呼吸
そうして今年に入り。ある日の夜中寝ている時に事件が起きました。
ゔーーーーー!! くび。首絞められてる…息が出来ない…!!
グハーーーーっ!!叫びながら飛び起きました。
ストレスのせい?それとも球のせい?
急にサイズが大きくなった気がするし。
もし悪性だったらどうしよう…不安と共に症状も日々悪化していきました。
睡眠時無呼吸のような症状が出始め、それが続くようになったのです。
毎晩呼吸が止まり、咳こんで飛び起きてを繰り返し。
仕事中ものどがつかえて声が出にくい…涙。
そして再び病院へ検査に。
サイズ的には2センチくらいになってました。
聞いた瞬間、はい、もう切ります。即決。
先生:え!切るの?
私:え?切らない方がいいですか?
先生:いや、切ったら切ったで他の違和感は出るかもしれんけどねぇ。まぁあんまりいつまでも置いといてもどうせ自然になくなりはせんからね。よし、切ろっか!ちょっと待ってね〜。
私:・・・・。
先生のうしろでいつもの看護師さんが微妙な笑顔。
先生がちょっと嬉しそうに(そう見えた)分厚い手帳を机からゴソゴソ出してきました。
先生:いつにする?来月の半ばくらい?後半でもいいけど。
私:来月入ったら即がいいです。1番最短で。
先生:え?いいの?もうすぐだけど。大丈夫?
私:大丈夫です。
そうしてさっきの分厚い手帳に、またニコニコしながら書き込む先生。
だからなんでいつも楽しそうなんですか?
ちょっと小太りで目が細くて眉毛フサフサ。
ニコニコの表情と口の悪さが連動してないこの先生。最初は警戒してた私ですが、髪の毛の感じと太っちょ具合がだんだんアライグマに見えてきて(失礼)
この頃にはすっかり慣れてました。
そしてアライグマ先生が最後に、嚢胞と無呼吸の関係性はまだハッキリしてないから、いったん手術の前に無呼吸は調べないとね。と。
循環器のほうで説明受けて帰るようにと指示を受け、機械を持ち帰りました。
そうしてようやく3月1日に入院となったのです。
この頃は病棟は面会禁止の時期。
私の孤独な入院生活が始まりました。
つづく
最後までお読みくださりありがとうございます。(^-^)